新型コロナウィルスで日本に医療崩壊の危機

 今回の新型コロナウィルスは国内でも感染の拡大を止められないフェイズに入っている。

今後、事態の推移を予測すると、非常に危険な事態に陥るという結論に達した。
今後の予想1
  中国では企業活動が元に戻る2月の第3、4週ごろから健康な感染者(キャリア)が感染者を増やし続け、その1,2週間後から新型コロナウィルスがいよいよ中国全土に蔓延し、中国各地で『医療崩壊』を起こす。中央政府は再び交通規制、外出禁止を検討するかもしれない。そうなったら『経済停止』になってしまうが、今の共産党政権の何もない正統性の唯一の根拠は経済なので、それはできないだろう。そんな時、国民の医療に対する不満の爆発で政変が起こるかもしれない。
今後の予想2
 日本では不十分な検疫をすり抜けた数人から感染者が急速に広がり、中国に1、2か月遅れて中国同様『医療崩壊』するかもしれない。つまり、あらゆる病院に患者が押し掛け、ウィルスを持っているかどうかすら判定されない間に人々が次々に倒れ、高齢者、高血圧、糖尿病などの持病を持つ者は次々に亡くなっていく。医療崩壊がなければ重症患者であっても助かったかもしれないが、それどころかマスクや消毒用アルコールの容器、防護服などの備品が不足して院内感染が広まり、医療スタッフが次々と倒れていく。
 対策はない。
感染を防ぐ唯一の防衛策は会社に行かないこと、病院に行かないことだが、会社や現場に仕事に行ったりするのは誰にも止められないだろう。働かなければ給料がもらえないし、従業員が集まらなければ小さな会社は1,2か月で潰れる。
ワクチンの開発には1,2年かかる。新型コロナウィルスの抗ウィルス薬の開発には最低でも3年かかる。仮に半年で検査キットの開発に成功したとしても、そのころには国民の大半が既に感染している状態かもしれない。
 そもそも気温の高くなる6、7月には新型コロナウィルスそのものが生存できなくなって、流行は止まるだろう。流行がとまっても病院や自宅または仮設の隔離施設には大量の重症患者が残っているかもしれない。そもそも大量の重症患者に対して人工呼吸器の数が間に合わないので、6、7月までには相当数が亡くなっていると推測できる。

 東京五輪がどうのというレベルの災害ではない。新型コロナウィルスで何万人という死者が出て多くの国が渡航禁止していた感染国に、流行が下火になったからといってほいほいと各国の選手団や観光客が来るだろうか?
この筆者の推論がおかしいと思うなら、以下を読んで誤りを指摘してほしい。

新型コロナウィルスに関して筆者の持った疑問は二つある。
疑問1
 なぜ武漢や湖北省では『医療崩壊』に陥ったのか?
医療崩壊とは患者の数が多すぎて医師、看護師、ベッド、薬、人工呼吸器などの設備の数が足りず、診察、治療が間に合わなくなる状態で、武漢市ではさらに院内感染も起きて医療スタッフが次々に倒れる事態になっていると推察される。

疑問2
 新型コロナウィルスの感染力は風邪やインフルエンザと同じと説明している日本の疫学/感染医療専門家の説明は今回のウィルスの恐ろしさを全く指摘していないのではないか?

疑問1に関する検討は以下のようなものだ。
<*発症しても重症化するのは高齢者、高血圧、糖尿病、呼吸器系などの持病のある人だけ>であったなら、なぜ武漢市や湖北省が医療崩壊したのだろうか?
 この条件に当てはまらない多くの人は診察を受けられず待合室であるいは体育館のベッドで寝ているだけで、いずれ起き上がって帰っていくのだろうか?
 そもそも500万人の市民の1割が感染し武漢市の人口の半数は市を封鎖した時点で市外に流出していた)そのうちの1割が上の*の条件に当てはまるとすると5万人ぐらいは重症化する。軽症者が重症者と同数だとしても、どんな都市でも10万人を同時に診察し治療することなどできないという事なのかもしれない。もしそうなら、納得はいく。人口の半数が病院に行けない貧乏人であったとしても、5万人の重軽症者だ。(中国は国民皆保険などなく、病院に行けるのはエリート層と中間層だけで、支払いの補償ができない者は病院に行っても追い返される)
 日本では高齢者の比率はどの自治体でも2割以上だろう。筆者の住む横浜市の人口は380万人。高齢者、高血圧、糖尿病の人と合わせて計25%とすると計95万人。そのうち1割が感染すると9.5万人。神奈川県内の病院は精神科病院を除くと293。そのうちほとんどの公立病院、大学病院が属する日本病院会の会員125病院についてはリストがあり横浜市内では病院数52、病床数が1万3408と計算できる。 日本病院会の会員でない病院も横浜市内に同様の比率あるとしても合計3万1千床程度なので、市民の1割が感染した時には重症患者を新たに全員入院させることなどできるわけがない
 今の日本の病院はどこも高齢者であふれかえっているのが日常で、見方によっては日本の医療現場は既に余力がなく、『医療崩壊』しているともいえる。
それに加えて新たな診察、治療時間を増やすことなど、医師のマンパワーからみても物理的に不可能だ。

 ではなぜ武漢市あるいは湖北省だけ感染が急速に広まったのだろうか?
一般には1月18日に開かれた 「万家宴」と呼ばれる春節の到来を祝う中国南部の伝統行事・大宴会が発端とみられている。4万世帯が参加したとされるこの大宴会に数名の感染者が紛れ込んでいた場合、飛沫感染や接触感染であれば数十人に感染したと想像される。(風邪やインフルエンザでは一人の感染者から発症後2,3人程度に感染させられる)その5日後の23日には武漢市と湖北省は封鎖された。医療現場が 『医療崩壊』したためだ。とすると、大宴会後僅か5日間で感染者が万のオーダーに拡大したことになる。これは未解明の疑問だ。 数十あるいは数百のオーダーが数千あるいは万のオーダーまで5日間で感染が拡大するということは、 街中を普通に自由に歩き回るだけでは風邪やインフルエンザでは起こりえない。筆者はそこに疑問を感じ、中国系記事にある<エアゾル感染>という言葉で飛沫感染や接触感染より強い感染力を説明していることに注目している。しかし今のところこれは<推定>でしかない。日本では検疫官、救命隊員などマスクや手袋を着用していても感染している事例も判明している。
 以下の記事は新型コロナウィルスがSARSウィルスのワクチン研究の過程で作られた人工的なものという指摘の記事だが、エアゾル感染の感染力の強さについての記述もあり、一つの参考。
欧州のウイルス専門家、新型コロナウイルスに「消すことのできない人工的痕跡」
2020年2月13日 15時28分大紀元



疑問2に関する検討は以下になる。
 新型コロナウィルスが飛沫感染と接触感染だけでしか感染せず伝播距離も2,3mだったとしても、風邪やインフルエンザと大きく異なる重大な点が二つある。
1)発症していない潜伏期間にも感染力があること
  (風邪やインフルエンザは発症しない限り他者に感染しない)
2)感染していることを見分ける簡便な手段がないこと
  (現状の日本では1日に検査できる最大数は、今後準備が整っても1000)
 この二つの要素と、飛沫感染と接触感染だけで感染すること、 発症しても重症化するのは高齢者、高血圧、糖尿病などの持病のある人だけ、 という要素だけで、途方もないパンデミックに進展する。

 今後症例が増えていけば、重症化する人の条件が明確になるだろう。もし重症者が<*高齢者、高血圧や糖尿の持病のある人>に限定できるなら、日本でも感染が拡大した時『医療崩壊』は起きるが、その時外出禁止令も交通規制も出勤見合わせもする必要がない通常の経済活動を行い、子供は学校で授業を受ければいいだけだ。『経済停止』は避けられるだろう。*の条件に当てはまる経営者、管理職、現場職は感染したくなければ仕事を長期に休むし、重症化の条件に当てはまらない人も一部は会社を休むので、多少全ての産業分野で生産力が落ちるかもしれないが『経済停止』の事態には至らないだろう。
 高齢者、高血圧、糖尿病などの持病のある人は放っておいても病院に行き、感染し、重症化してしまうだろう。絶対に感染したくなければ病院にはいかないことだが、それでは月に1回の診察を受けられず、薬を出してもらえない。厚労省は*の条件に当てはまる人が感染リスクを抑えるため、新型コロナウィルスが収まるまでは半年に1度の診察で薬を半年分出してもいい、と特例を作るだろうか?*の条件の人の死亡数が千人を越えたら、何か対策をするだろうが(全ての肺炎患者にPCR検査はできない)、そのころにはどの病院も感染者が押し掛けているだろう。病院は患者が触れるありとあらゆるものをアルコール消毒して回るだろうが、そんなことをしていたらアルコール消毒液のストックが数日でなってしまう。アルコール消毒液は国産だがそのプラスチック製容器は中国製なので、次の容器がいつ入ってくるか分からない。医療用マスクもゴム手袋も生産が間に合っていない。防護服などは感染症指定病院以外にはほとんどない。こういう状況で院内感染を防ぐのは物理的に困難だ。医師や看護師、スタッフも感染を避けられず、医療崩壊は確実に起こる。

 医療崩壊を防ぐ手段があるのか?
 見つかったら次のブログを書くことにしよう。
 簡単なのは高齢者の医療費を現状の1割負担から5割負担ぐらいに引き上げて「大した用もない高齢者が病院に居つかないようにする」ことだ。
しかし、これをやると政権与党は選挙で勝てない、だからやれないだろう。この<選挙の票目的のための医療費年間40兆円>が日本の最大の問題点のひとつだ。高齢者の票を失いたくないのは野党も同じだろう。それ以外の手段で、急速に蔓延する恐れのある新型コロナウィルスに対して『医療崩壊』を避ける方法があるだろうか?筆者自身、こういう問いを自分に投げかけることがばかげていると思えてならないが。

 数年たって、国民の多くが今回のコロナウィルスに対する抗体(特定ウィルスを攻撃する免疫系の武器)を持ったとき、不謹慎だが、あの時高齢者が激減してくれたおかげで日本の財政が立ち直った、という日が来るかもしれない。筆者は高齢者の年齢だが、むしろそう願いたいところだ。
 筆者の個人的な希望は中国共産党が軍事的覇権を握ることなく政権崩壊してくれることだったのだが、経済界、自民党、安倍総理が目先の売り上げ欲しさに中国で作り、中国で売ること、そしてインバウンド売りにシフトしてしまったため、共倒れになることになりそうだ。その点、今回米国はなんとか新型コロナウィルスからうまく逃げ切りそうだ

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