テーマ:科学一般

新型コロナウィルス分析から見た日本と諸外国の現状

1.目指すべき姿 我々の目指すべき姿はスペイン風邪におけるセントルイス市である。スペイン風邪は中世のペストに匹敵するパンデミックとなって死者は全世界で5000万人~1億人といわれている。以前のブログ記事でも掲載した厚労省が新型ウィルスの際に必ず引き合いに出すグラフを次に示す。 1918年の第一次大戦中、新型ウィルスにたいして、セントルイ…
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市長、県知事、道知事への提言書

 防災コンサルタントとして、以下のような提言書を横浜市長、川崎市長、神奈川県知事、北海道知事、名古屋市長、愛知県知事、大阪市長に送った。 北海道、愛知、大阪はそれぞれの感染者数が第2種感染症指定病院の病床数をこえたので、「医療崩壊の一歩手前」の段階に入っているからだし、神奈川県もクルーズ船の入院患者をまだ抱えているため、「一歩手前」には…
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新型コロナウィルス 日本は5月には収束に向かうと期待できるわけ

 WHOは「新型ウィルスが夏場に収束すると期待するのは誤り」と奇妙な発表をしたが、筆者は、今回の新型コロナウィルスは気温が上がってくれば確実に収束すると予想する。今年は暖冬で桜の開花も東京で3月14日ごろと観測史上最も早いと予想されている。このまま8月に最高気温を更新する勢いで気温は上がっていくと考えられる。5月には感染力は急速に落ちる…
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新型コロナウィルスで日本に医療崩壊の危機

 今回の新型コロナウィルスは国内でも感染の拡大を止められないフェイズに入っている。 今後、事態の推移を予測すると、非常に危険な事態に陥るという結論に達した。今後の予想1  中国では企業活動が元に戻る2月の第3、4週ごろから健康な感染者(キャリア)が感染者を増やし続け、その1,2週間後から新型コロナウィルスがいよいよ中国全土に蔓延し、中…
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広い宇宙に地球人しか見つからない51個目の理由

 コズミックフロントNextというBS-NHKのシリーズで『あなたと宇宙をつなぐストーリー』という回は興味深い新発見を伝えてくれた。 それによると、『広い宇宙に地球人しか見つからない50の理由』にもう一つ理由が加わることになったと思う。 この『広い宇宙に…』という書籍はこの宇宙にこれだけ多くの星があって、なぜ未だに地球外の通信技術を持…
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★ゲノム編集された大豆が今年商品化されていた

 昨年の時点ではCRISPER/CAS9はオフターゲットの問題(DNAの標的でないところを編集してしまう)が解決できないのでまだゲノム編集の実用化には早いだろうと書いていたのだが、そんな悠長なことは言っていられなくなってしまった。 参照)18年8月27日ゲノム編集という技術について CRISPER/CAS9は2011年以降頻…
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最近のニュースに関して

8月以降仕事じまいのためバタバタしていてすっかりご無沙汰してしまった。 とりあえず気になっていることを羅列しておく。 米国のマティス長官が2月に辞任  最近のニュースではこれが一番ショックだったかもしれない。  「狂犬」というニックネームのついた元将軍だが、国防に関しては現代の権威といわれるほど戦略・戦術に精通した理論派だ。…
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ゲノム編集という技術について

遺伝子組換え作物(Genetically Modified Orgasnisms) 米国の農薬会社モンサント社が開発した除草剤の効かない「遺伝子組換え」トウモロコシ、大豆等は一昔前議論を巻き起こした。作物の遺伝子に農薬分解酵素を作る遺伝子を組み込んで除草剤を効かなくし、畑全体に除草剤を散布しても雑草だけが枯れるようにできたため、農作物…
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AIで様変わりした囲碁の世界

妻が申し込んで抽選に当たったチケットがあったので、久しぶりにプロ囲碁の世界戦を見に行ってきた。 といっても男女のペアが対戦するペア碁で、これはなかなか難しい。 囲碁というのは定石のような手は次の手が読めるが、そうでない着手に対して自分のパートナーが必ずしも意図を理解して続けてくれるとは限らない。だからランキングの高い棋士同士のペアが…
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腸内微生物相による健康管理の仕組み

最近の論文の中で興味深いものシリーズ 昨年の1月頃、Natureがマイクロバイオーム(腸内微生物層)と健康を大々的に特集して、NHKスペシャルなど巷をにぎわしたが、何一つ科学的な内容がなかった。 今回ようやく科学といえるメカニズム(因果関係)が示されたので興味深い。 5)【微生物学】腸内微生物相による健康管理の仕組み …
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グリア細胞の異常とALS

最近の論文の中の興味深いものをとりあえずメモしていく。 1)グリア細胞の機能異常が筋萎縮性側索硬化症に似た症状を引き起こす-東京医歯大 QLife 2017年08月28日 PM02:00 ALSに似た筋力低下や脊髄運動ニューロンの脱落を引き起こす http://www.qlifepro.com/news/20170828/s…
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氷の中で発見された太古のウイルス的プラスミドが、生物学の長年の謎を解き明かすか?

最近の論文で興味深いもののとりあえずのメモ 2)氷の中で発見された太古のウイルス的プラスミドが、生物学の長年の謎を解き明かすか? Erin Brodwin https://www.businessinsider.jp/post-102903?utm_source=pc_bottom_ranking&utm_medium=rec…
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視床下部が老化を制御する仕組みとは?

4)視床下部が老化を制御する仕組み Nature 2017年7月27日 Ageing: How the hypothalamus controls ageing Nature 健康な視床下部幹細胞を移植することで老化を遅らせることができ、健康な視床下部幹細胞を失うと老化が加速することが、このほど行われた中齢マウスの研究で示唆さ…
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脳の行動回路の新しい分析方法の提案

最近現時点の人工知能のネットワークと脳のネットワークの違いについて考えているところで、 脳にはDNAに記録されている同種間で共通なプリインストール回路があるということを考えた。 脳が物理的にどのように行動や認識を「記憶」し「再生」ているのか、まるで分っていない。 一つの神経細胞が一つの「モノ」や「コト」に対応しているわけで…
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なぜ我々の周りには反物質がないのか?

「消えた反物質」の謎、解明に前進 高エネ研がニュートリノ実験 http://www.sankei.com/life/news/170804/lif1708040019-n1.html この宇宙には何故反物質が少ないのか? この問いは1950年ぐらいから引き続き議論されてきた難問だ。 宇宙の初めが準エネルギー状態で、それが拡張…
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「これが見えたとは!」と天文学者が泣いたアルマ望遠鏡の撮った一枚

少し以前の話題になるが、勘弁いただきたい。 2013年完成した南米チリのアンデス山脈の標高5000mの電波望遠鏡群「アルマ」の試験運転で撮影されたおうし座「HL星」が2014年世界中の天文学者たちに衝撃を与えた。 太陽系ができる前の原始太陽系のガス雲の撮影に成功した。 日経テクノロジー「これが見えたとは!」と天文学者が泣い…
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脳に関する衝撃的な発見

神経の同調を回復させてアルツハイマー病を治療 Nature ダイジェスト Vol. 14 No. 3 | doi : 10.1038/ndigest.2017.170327 原文:Nature (2016-12-08) | doi: 10.1038/540207a | Neural synchronization in Alzhe…
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考えるということの定義のためのメモ

今のDeepLeanringを主体とした人工知能が実現できるレベルはしょせん外面的な猿真似に過ぎない。 脳の構造を理解しないでも真似できる範囲に過ぎない。 しかし本質的な理解がなければ「考える」ことはできないと思われる。 問題が与えられれば持っている知識・情報の中で答えが出せるが、それの本当らしさを自ら測ることはできない。 …
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脳の記憶、認識の進化についての考察

言葉、友人、知らない人、風景、花、動物、虫の声、音楽、味、舌触り、香り、触感…どのような仕組みで脳はこれらの全く異なる種類の情報を記憶できるのか?  ビデオデッキはアンプとモニタとスピーカという外部の再生装置を前提にした機構だが、脳の記憶は違う。 人間や生物は外に再生する装置を持たない。脳の中で再生し、照合し、認識する。 その機構…
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★隠居細胞治療の倫理的重大問題

がんは白血病や遺伝的に修復遺伝子に異常のある特定の人々を除いて老人がなる病気である。 50代でほとんどゼロだが、年を取ればとるほど羅漢率、死亡率は急激に上昇する。 遺伝的に修復遺伝子に異常のある特定の人々を除けば、老人病と言ってもいい。 その他にも腎臓の疾患やII種糖尿病、心臓病なども高齢者になるほど増える加齢に伴う疾病らしい…
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熊本地震 ショックに浸っていられない

地震の予兆はとらえていたが、それは弱いものだったのでM7.3のような大地震が起こるとは予測できなかった。 なぜ「地殻変動による予兆検出・大地震の予測」が失敗したのか、を一言でいうとこうなる。 これまでの経験則では、大地震の前の周辺地域の地殻変動はいずれも複数地点で1日に2cm以上の非常に大きな変動があったという分かりやすいものだ…
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アインシュタインの宿題

12日に発表すると10日から報道されていたので気を付けていたが、7時のニュースに間に合った。 その記者会見で重力波を検出することに成功しましたと表明した後、We did it !!!(やったぜ) と叫んでにっこり笑った研究グループリーダー・デビッド・ライツィー教授の顔から、どれだけこの結果が期待されていたか、どれだけ観測が困難だ…
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気象現象の難しさ  地球温暖化しているから異常気象が増える?

「地球温暖化が進むと異常気象が多発する」などとどこかの学者が言ったのを、多くの人が真に受けている。 でもそれが本当かどうか?マークがつく。 1990年代はどんどん気球の平均気温は上昇していたが、2000年代に入ってその上昇トレンドは止まっていた。 誰もそれを予測できなかったし、そのメカニズムを説明できていない。 ここ14年で…
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生物医学系の学術論文で「再現性」の記述「ほぼすべてに欠陥」

ある程度は予想していたが、これほどまでとも思わなかった。 理研の小保方氏がマスコミから袋叩きにされたとき、実は理研や他の研究機関の研究者たちも〇○細胞の生成に関するデータの出し方示し方にはそれほどの違和感を覚えていなかった。ただ、画像や文章のコピペには一様に驚いた訳だが。 ここでは論文のデータの出し方。特に新しい発見の場合、他の研究…
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カンブリア大爆発について

国立博物館に『生命大躍進』という企画展示をやっていて、カンブリア紀の化石が出ているというのでそこだけを見に行ってきた。 カンブリア紀の化石のコーナーは広かったが意外にも大変な人気ですごい人混みだった。 カナディアンロッキーのブリティッシュ・コロンビア州で見つかったバージェス頁岩(page rock)に約5.05億年前のカンブリア…
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二人の医学・生理学賞候補者の研究について

京都大大学院教授の森和俊氏(57)は細胞内のタンパク質修復過程UPR(Unfolding Protein Responce)の研究で、2009年にガートナー賞を2014年にラスカー賞を受賞していて、ノーベル医学・生理学賞の受賞の可能性が高いそうだ。 ご自身で解説しているpaperがある。 タンパク質の品質を管理する細胞応答(初学者・…
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