テーマ:防災

日本はスウェーデンを参考に集団免疫を目指すべき

 スウェーデン・カロリンスカヤ大学の宮川医師によるスウェーデンの感染状況の報告(『スウェーデン式新型コロナ対策の「真実」』(前編、後編))と、7月17日スウェーデン公衆衛生局の「集団免疫をほぼ獲得したとみられる」という発表やそれに関連したT細胞の交差免疫に関する調査・検討を二つの記事に分割して書いた(『スウェーデン報告の衝撃 1。優先順…
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スウェーデン報告の衝撃 2.集団免疫獲得の可能性

2.T細胞の交差免疫と集団免疫獲得の可能性 5月22日発表のストックホルムでの調査結果によると市民の抗体保有率は7.3%と期待より非常に低く、集団免疫の獲得には非常に時間がかかりそうに見えた。(その時筆者は集団免疫獲得の60%のレベルに到達するのに2年もかかるじゃないかと概算したことを覚えている)その後SARS-Cov-2ウィルスに対し…
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スウェーデン報告の衝撃 1.優先順位の正しさ

 8月6日のMedical Tribuneに投稿されたスウェーデン・カロリンスカヤ大学病院勤務の宮川医師の記事『スウェーデン式新型コロナ対策の「真実」』(前編、後編)は非常に興味深く重要な記事で、<記事が役に立った>という医師が218名とすごい反響だった。Medical Tribune誌では新型コロナウィルス関連の記事で世間の関心の高い…
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新型コロナウィルス これまでの知見の整理2A

  BSで新型コロナウィルスに関するNHKスペシャルの再放送をしたのを見て、これまでの知見で書き漏らしていた点があったのに気づいたので追記しておく。「これまでの知見2」の追記だが、長くなったので記事を分けておく。 4.インターフェロン抑制という厄介な性質 COVID-19の厄介な性質の一つに「無症状感染者が感染を広げる」というもの…
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ウィルスは弱毒化しているが、甘く見てはいけない

1.気温による弱毒化 筆者は2月3月の段階では新型コロナウィルスは最高気温が25℃ぐらいになる5月後半からは感染力が弱まり弱毒化すると予想していた。湿度が高まると空気中に漂う時間が減り感染力が低下するのと、高温期になるとウィルスを包むたんぱく質が熱で変質するため遺伝子複製時にRNAが全てほどけなくなり完全な複製が作れず毒性が弱まると予想…
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新型コロナウィルス これまでの知見の整理2

 新型コロナウィルスSARS-CoVー2に関しては分からないことが多い。分かっていると思っていたら筆者が知らなかったということもあり、情報は日々更新、追加されている。 前回「これまでの知見の整理」を書いたばかりで、その舌の根も乾かないうちに新たなものを<追記>以上に書かなければならなくなるとは思いもよらなかった。あまりため込んでいると自…
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人体に無害な222nm紫外線 良いニュース?

 新型コロナウィルスに関して希望が持てるニュースが一つとしてない中、これはというものがあったので紹介する。最初見つけた時は非常に良いニュースだと思ったが、よくよく考えてみるとそれほど甘い話ではないかもしれないと少し肩を落とした。しかし、人類が新型コロナウィルスを克服する可能性がないわけではない。日経XTECH6月15日の記事「数分の照射…
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もはや「異常気象」で済ませられない

 7月4日以降の豪雨で熊本、長崎、福岡、大分、鹿児島、京都、岐阜、長野各県など広範囲で河川氾濫と土砂崩れなどの水害が発生しており、まだ雨は終わっていない。特に線状降水帯が長時間発生した熊本県の被害は尋常ではなく、浸水した家屋は1万件以上とみられる。流域の家屋が全て1階以上に浸水した一昨年の岡山県倉敷市真備町の光景が熊本県人吉市で見られた…
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新型コロナウィルス これまでの知見の整理

 新型コロナウィルスSARS-Cov2(ウィルスの学名はSARS-Cov-2、WHOのつけたCOVID-19は症状に対する通称)に関してははっきりと分かっていないことが多い。分かっていることは「相当手ごわいウィルス」という事だけだ。 筆者の集めた知見を整理して書き終わったところで、ちょうどNHKスペシャル「人体VSウィルス」の放送があっ…
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決断力のないグズな都知事と首相の悲哀

 昨日今日と東京都では新規感染者数が100人を超えている。このところの増加傾向は誰の目にも明らかだ。しかし、東京都は何の自粛要請もしない。強制力はなくても「自粛してください」というだけで第一波はしのげたというのに。第一波に金を使いすぎて財政余力がなくなったから営業自粛に対して「補償」できないからとか、国が緊急事態宣言しないからできないと…
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コロナウィルス予防になる食材

 前のブログでSARSウィルスも新型コロナウィルス(学名SARS-Cov2)もヒトの細胞のACE2というレセプターに結合することで感染するものだと説明し、ペプチド(アミノ酸のごく単純な結合)「ニコチアナミン」がACE2レセプターをブロックするため有効だと紹介した。正確にはアンジオテンシン変換酵素という酵素がACE1をACE2に変換させる…
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今のコロナ新常態は根本的に間違っているのでは?

新型コロナウィルスで引っかかっている違和感 北九州市では積極的なPCR検査の結果多くの無症状感染者を発見している。彼らは宿泊施設などに隔離されているだろう。また小学校で複数の陽性者が出たことで2週間の休校がなされている。 これらの事象から、筆者はようやくいままで抱えていた「大きな違和感」が何なのかが分かったようだ。  隔離すべきなのは…
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国内の経済活動再開と感染の状況

 緊急事態宣言が終了し、各都道府県は経済活動を再開した。居酒屋、カラオケなど全ての経済活動を同時にスタートした大阪や神奈川のような自治体もあれば東京のように少しずつステップを上げるようにした自治体もあったが、結果的に失敗したのは東京と札幌だった。東京ではホストクラブがもぐりで営業を再開してクラスターを起こし、札幌ではカラオケボックスでな…
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経済活動再開と感染状況 1)米国

 米国は世界最悪の感染者数、世界最悪の艦船死者数を出していて、いまだなお終息の気配がない。次図は米国全体の感染状況の推移だ。最も激しい時には1日3万3千人の感染者を出していたが、いまだに1日2万人以上の感染者が出ている。以下は全てWorldometerのデータに基づく。 2か月かってもウィルスの感染を終息させられないというのは、国の体を…
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ワクチンは難しい可能性、しかし予防薬は期待できるのでは?

 SARS(Severe acute respiratory syndrome重症急性呼吸器症候群)は2003年中国広東省、香港で流行が始まった謎の新型感染症に対してつけられた名前だ。同年3月香港大学が新しいウィルスを発見し、米国疾病予防管理センターCDCが各地の患者からほぼ同じ遺伝子配列のウィルスを検出した。そのウィルスについた名前が…
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警戒中の都道府県の入院数の状況

 前回ブログで指摘した都道府県の中で筆者が注目している地域について、政府がなんとか宣言を解除したかどうかにかかわりなく、1週間後の現状を簡単にお知らせしておく。 繰り返しになるが、筆者が注目しているのは感染者発生が何人いたとかいなかったではなく、感染者の入院数が第2種感染症指定病院の病床数を下回って医療体制が正常化したかどうかだ。大きな…
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医療体制で見る各都道府県の状況

 政府は根拠も基準もろくに示さず、非常事態宣言を全国で継続にしたり、特別警戒都道府県などを適当に決めたりしている。 筆者ははっきり言って政府のいう事も、厚労省が連れてきている感染症専門家の言っていることも全く信用していない。 人との接触を8割減らせなどと実現不可能なことを言い続けるよりさっさとPCR検査数を増やすべきだ。PCR検査数を倍…
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外出自粛解除できるところとできないところ(2)

 この記事は前回ブログの続きである。前回ブログでは緊急事態宣言の外出自粛要請や営業停止要請を1週間後には解除できる地域が東北6県と関東の1県、東海の2県あるところまで見た。この記事ではその続きで、北陸地方から西の日本各地を見ていく。 6.北陸地方 意外にも北陸3県は新型コロナウィルスに関してはホットスポットというべき地域だ。中国人観光…
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外出自粛解除できるところとできないところ(1)

 前回ブログ記事で書いたように日本全体で見ると緊急事態宣言の解除、すなわち「外出自粛」「営業自粛」はまだ先であることが分かった。たとえ新規感染者が減っていても病院の病床がいっぱいでは解除できない。病室に十分な余裕ができないと次に感染者が増えた時に対応できないからだ。  しかし、全国一律で緊急事態を続ける必要はないと考える。そもそも一人…
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日本の外出自粛解除はいつ頃か?

 現在の緊急事態宣言は5月6日までの期間限定だったが、それを延長するかどうか議論になっているらしい。日本は法的拘束力がなく罰則規定もなく、ゆるゆるなので心配されたが、大多数の国民は「外出自粛」を守っており、日々の感染者発生数は減少に転じている。 次の図は東洋経済新報社HPによる日本国内の感染者数の推移(クルーズ船を含めず)。 日々の感染…
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各国の感染ステージと死亡率の分析

 日本が首相、知事連中の危機感のなさ、リーダーシップのなさで今頃医療崩壊の地獄の入り口に入ったばかりであるが、まともなリーダシップと適切な封鎖処置で、既に多くの国が地獄に陥らずに新型コロナウィルスの第一波から脱しようとしている。 東アジアの国々の死亡率が低いのが何故か、BCGワクチンが抗体を持っているだの、日本人は家で靴を脱ぐからいいだ…
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長いトンネルの出口が見えてきた国も 世界の実感染者動向

 日本はようやく地獄の入り口に立ったが、いくつかの国はピークアウトし始めている。この長く苦しいウィルスとの戦いでようやく出口が見えてきた国が出てきたというのはうれしいニュースだ。この記事で用いた元データは全てWorldometerのCOVID-19 Coronavirus Pandemicの日々のデータ(リアルタイム集計が終わった次の日…
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情報を公開して国民の理解を求めるべき

 4月7日の厚労省発表までのデータで国内の各地の現状と予測をまとめた。首都圏や近畿圏などでの緊急事態宣言によるブレーキは遅すぎたし、その宣言もデータを示さず何を言っているか分からず、リーダーシップのかけらもない、哀れなほどお粗末なものだった。「(仕事はしてもいいけど)人に会うのは8割減らす」?出すべきメッセージはそんなものではない。ここ…
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欧州でようやくピークアウトが見えてきたが、米国では今後がヤマ

 新型コロナウィルスによる死亡率は国や地域によって大きく異なる。 「医療へのアクセス」とよく言われるものは何だろう。国民皆保険などの制度も重要だが、医師・看護師の数、専門病院の病床の数、マスク・防護服の在庫数、最適な医薬品の在庫数、酸素吸入器・人工呼吸器・ICUといった設備の数、病院自体の消毒体制、これらの多い少ないが問題となる。感染者…
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関西圏、愛知県の現状と今後の予測

 前のブログ記事の続きとして、4月1日時点での関西圏と愛知県の分析も上げておく。元データは全て厚労省の日別の都道府県別データ(○国内事例における都道府県別の患者報告数)。 1.大阪府 大阪府の第2種感染症指定病院の病床数は72なので、実感染者(感染者総数から退院数、死亡数を引いたもの)の20%の中等症、重症患者のみ入院させ、80%の軽…
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首都圏全体が4月半ばまでに医療限界に達する

1.東京都の現状と今後の予測 4月1日東京都の実感染者数(感染者累計から退院数、死亡数を除いた正味の感染者数)が530人を突破した。これの意味するところは大きい。東京都の第二種感染症病床数はもともと106だ。実感染者数のうち軽症者・無症状者の80%を自宅待機または選手村などの隔離施設に入れるとしても、残りの20%の中等症患者、重症者だけ…
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死亡率3%の謎 新型コロナウィルス

 ここ2,3週間ずっと頭を悩ませ続けていた疑問があった。日本国内の新型コロナウィルスによる死亡率3%という数字だ。WHOなどは新型コロナウィルスの致死率を1%程度としている。中国の武漢市や湖北省では医療崩壊が起きたので中国全体の死亡率は4%程度あるが、湖北省以外の地域の死亡率は0.7%程度という。そこから死亡率1%程度という数字が想定さ…
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首都封鎖はいつまで続くのか?

★今食い止めなければいけない 東京の状況は3日前に書いた前ブログ記事の予測をよりはるかに悪そうだ。 昨日、今日と2日連続で40人を超える新規感染者が発見されたという。 都知事は昨日25日の晩の会見で「不要不急の外出を控えるよう」要請したが、そんな生ぬるいやり方では間に合わないだろう。直ちに非常事態宣言をするべきだ。休業補償は政府に任せて…
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東京都、4月上旬にも医療限界到達 その前に首都封鎖が必要

 ここ1、2週間のヨーロッパと米国の新型コロナウィルス感染拡大は目を覆うばかりの惨状だ。米国などは3月16日に4371人だったのが1週間後には43721人と悪夢のように増加が続いている。イタリアに続いてスペイン、フランス、米国では医療崩壊が始まっていると推察される。重症者数(Serious、Critical)がイタリア3200人、スペイ…
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新型コロナウィルス分析から見た日本と諸外国の現状

1.目指すべき姿 我々の目指すべき姿はスペイン風邪におけるセントルイス市である。スペイン風邪は中世のペストに匹敵するパンデミックとなって死者は全世界で5000万人~1億人といわれている。以前のブログ記事でも掲載した厚労省が新型ウィルスの際に必ず引き合いに出すグラフを次に示す。 1918年の第一次大戦中、新型ウィルスにたいして、セントルイ…
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