テーマ:がん

遺伝子制御の仕組みの解明に向けて

ガンは病気なのか?という問いに対して私はガンは病気ではなく老化のプロセスであるという仮説を持っている。 細胞の代謝(古い細胞から新しい細胞が分裂してできて交換すること)の際の遺伝子複写エラーで細胞サイクルが中断された「老化細胞」が時間とともに体内の様々な組織に蓄積していく。それらがSASP因子によって周囲に悪影響を及ぼし続けることがガ…
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周囲の細胞をがん化するメカニズム

遺伝子の異常を検出して細胞周期停止状態となった隠居細胞がSASP因子と呼ばれる炎症性サイトカインを放出して周辺の細胞を「がん化」する可能性に注目している。 それそのものについての研究論文はまだ見つからないが、よく似た領域の論文を見つけた。 ミトコンドリアの機能障害はHippo経路を介し周辺組織の腫瘍の悪性化をひき起こす 2…
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★隠居細胞治療の倫理的重大問題

がんは白血病や遺伝的に修復遺伝子に異常のある特定の人々を除いて老人がなる病気である。 50代でほとんどゼロだが、年を取ればとるほど羅漢率、死亡率は急激に上昇する。 遺伝的に修復遺伝子に異常のある特定の人々を除けば、老人病と言ってもいい。 その他にも腎臓の疾患やII種糖尿病、心臓病なども高齢者になるほど増える加齢に伴う疾病らしい…
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★細胞の初期化 幹細胞とがんの関係

ふと思いついて幹細胞の分化と体細胞の代謝、体細胞の初期化の模式図を作ってみた。 この記事の目的は教科書を書くものではない。 まだ解明されていない点はどこか?どの部分が解明されるべきか? ということを整理するのが目的だ。 幹細胞の分化 幹細胞でない体細胞とは異なり、幹細胞は元の細胞を残したまま新しいコピー細胞を生み出す。 …
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アクリルアミド ヒトは発がん性物質を全て理解して避けられるか?

毎日新聞 2月2日記事 内閣府・食品安全委員会の作業部会は1日、高温で揚げたり炒めたりした野菜などに含まれる発がん性物質「アクリルアミド」*の摂取と日本人の健康への影響について「リスクは極めて低いが、動物実験の結果から、懸念がないとはいえない」との最終評価の結果案をまとめた。食品安全委員会は摂取量を減らすよう促している。 *注)現段…
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人はなぜガンにかかるのか?の答え

がんの仕組み(機序)は非常に複雑だ。 関連する遺伝子のネットワークをみると呆然とする。 とてもちょっとやそっとじゃ解明できそうもない。 簡単な特効薬はいまだにない。 強い薬を使っても、その精巧で奥深いネットワークを使っていくらでも盛り返してくる。 これが『老化』の仕組みだ、といったらまったくそれまでだ。 しかし、その…
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★細胞の核酸の再利用経路におけるがんの特異性

Nature 524, 7563 2015年8月6日 (要旨) 細胞はDNAヌクレオチド(核酸)をde novo(新たに)に合成するだけでなく、死んだ細胞から回収したヌクレオチドを再利用する。 ヌクレオチド再利用経路が、5-ヒドロキシメチル-2′ デオキシシチジン(5hmdC)や5-ホルミル-2′ デオキシシチジン(5fdC)な…
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microRNAとは何なのか?

5月の★再生医療のエンジニアリング上で開発されたすごい技術! 以来、プログラム可能なプロトコル・miRNA(マイクロRNA)に注目している。 がん細胞特有…「マイクロRNA」の働き解明 阪大、診断や治療、再生医学に期待 http://www.sankei.com/west/news/150721/wst1507210049…
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片手落ちのコーヒーの健康への影響調査

コーヒー、緑茶で死亡減=9万人を追跡調査-がんセンター・東大 コーヒーや緑茶をよく飲む人は、心臓病や脳卒中で死亡する危険性が低いとの研究結果を、国立がん研究センターや東京大の研究チームがまとめた。 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015051100010&google_editors_pic…
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人工多能性細胞(幹細胞)の本質

熊本大学の太田助教授 皮膚細胞に乳酸菌を侵入させて多能性細胞作製に成功 http://jstshingi.jp/abst/p/13/1326/6univ05.pdf これは12年12月の発表 なんでこんなにめったやたらと体細胞(皮膚細胞)から多能性細胞(幹細胞)ができるのだ? あれこれ情報を探しているうちに、興味深い考察を…
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DSB(DNA二本鎖切断)は致命的なのか?

0.25mTの60Hz磁場の脳細胞への影響を見る研究では2時間被曝でのDSBの増加数を測定していた。 その結果は0.25Gy(250mSv)のγ線被ばくと同程度という強烈なダメージを思わせるものだったが、 DNA二本鎖切断でみると、自然環境における1日のDSB数10と同程度という結果であった。 その出展は近藤宗平:「人は放射線にな…
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携帯電話の電波や高圧線の電磁波が人体に及ぼす影響のメカニズム(2)

さて、H.LaiとN.Shinghが実験に使った電界や磁場の強度はどれぐらいなのだろうか? それが日常生活ではありえない強度なのか、そうでもないものなのかによってこの実験報告の持つ重みは変わってくる。 H.Laiの講演原稿の中の次の一節は衝撃的だった。 0.25mTの60Hz磁場の2時間の暴露と強度1.2W/Kg(=2mW/cm2…
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携帯電話の電波や高圧線の電磁波が人体に及ぼす影響のメカニズム(1)

以前「携帯電磁波の人体影響」というジャーナリストの書いた本を読んだので、イスラエルや欧州、米国で携帯電話の健康被害(脳腫瘍やうつ病や健康不良)が実際に発生していて、英国で16歳以下の携帯電話の使用禁止など欧州では強い勧告が出ていることは知っていた。 しかし、そのメカニズムが分からず、自分の中で消化不良、欲求不満だった。 そういう…
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老化とがんと認知症

老化とは がんが基本的に老化現象であるのと同様に、認知症も若年性アルツハイマー病を除けば老化現象である。 最近の知見では老化とは酸化と糖化という。 酸化とはミトコンドリアがATPを産生する際に出す酸素に原因があるのであり、長年の蓄積でミトコンドリア 自身が傷つき、痛み、エネルギーを作り出せなくなったり、細胞の組織を酸素、ある…
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