ドイツ銀行の危機とその背景

ドイツの民間銀行ドイツバンクは16年度の配当の中止を報告し、3万5千人のリストラ策を発表した。
ドイツは法律で大量解雇を制限しているぐらいだから、よほどの重大事態ということになる。

以下は次のブログによる。
世界のニュース トトメス5世ブログより
2015年11月27日01:41
ドイツの経済危機は起きるか 欧州優等生の実態
http://thutmose.blog.jp/archives/48794411.html#more


欧州メディアによるとドイツ銀行の金融取引総額は67兆ユーロ(8710兆円)と言われているが、レバレッジがかかっているため正味の投資金額はその1%かもしれない。しかしその投資額の一部が回収不能になるだけでも金融恐慌を起こしかねない金額になる。
実際ドイツ銀行の融資は一部がが回収不能になっていると言われ、第3四半期の損益は60億ユーロ(約8000億円)の赤字に陥った。
投資銀行部門で58億ユーロもの損失を出し、しかももっと大きな損失を隠しているとされる。
ドイツ銀行はVWのメインバンクであり追加で1兆円の融資を行っているというが、今回の騒動はVW支援とは無関係のようだ。

ドイツ銀行は杜撰な経営と乱脈融資で知られていて、過去3年間で訴訟の和解金に90億ドル(1.1兆円)以上も支払っているという。
他にも1兆円以上の制裁金や貸し倒れコストを払ったほか、株の損失も数千億円単位で表面化し、回収する見込みの無い融資を繰り返しているという。

ドイツ企業は日本企業より国際化が進んでいて、VWもドイツ銀行も外国株主が多数となっている。シャープが赤字を垂れ流してものらくらできているのが株主の84%が国内だからであるのと異なり、ドイツ銀行の株主は筆頭株主はアラブの投資機関だったりするため、状況は厳しいらしい。

ドイツは韓国と同様輸出依存率が高く、どんな国からもドイツに対しては輸出が難しい。ベンツは日本でたくさん売られているが、トヨタはドイツでほとんど売れない。鉄壁の障壁があるのだ。
VWだけは排ガス規制を守らないで済むように政府レベルでも細工をしていたともいう。
ベンツの排ガスも基準値を大幅に上回っていたというニュースも出た。
メルセデスのディーゼル車、排ガスが基準値大幅に上回る=独環境団体
http://news.livedoor.com/article/detail/10962475/

実はメルケル政権になってから、ドイツは国を挙げて不都合な真実を隠していた可能性があるという。
トヨタを抜こうとしたVW。
世界最強の投資銀行を目指したドイツ銀行。
本当は優秀であったのではなく、不都合な部分を隠していただけだったのかもしれない。

ドイツ人は約束を守る。ウソをつかない。
一般人と付き合っている限りはそうだ。
しかし、大企業や政府はドイツ人と同じ性格とは期待できないようだ。
車の品質で見る限り、日本車とドイツ車の優劣は決定的だ。
VWは年に2回は修理しなければならないが、友人のトヨタは10年間一度も修理することがなかったのだと、ドイツ人の知人(VWオーナー)がぼやいていた。
しかし、ドイツ人の方がマーケティングが上手で、一説には自動車業界の利益の80%を根こそぎさらっていっているという。

ドイツ政府の借金はGDPの70%と公表されているが、実は政府の借金を民間銀行に付け替えただけだという。
その額は不明だ。
日本は借金でないもの(建設国債)まで借金にカウントして世界中に「瀕死の経済」というイメージを持たれているのと正反対だ。

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